普通のことができることが、どんなに大切かを息子を通じて教えられたような気がします。
開始時の年齢 | 5歳児 | 性別 | 男の子 |
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療育の種類 | 個別・グループ |
保護者さまの感想
わたしの息子は3歳くらいより、ことばの遅れが目立つようになり、特に吃音がひどくなりました。各方面に相談しましたが、「様子をみましょう」とだけ言われて、そのままにしておきました。成長するにつれて、ことばの障害とコミュニケーションの障害が目立ち始め、よその子たちとの関わりができない状態にまでなりました。
保育園から療育のすすめもあり、区の施設に5歳から通い始めました。そこで「もう手遅れです」の言葉に暗澹たる気持ちでいっぱいになりました。もっと早く気がついていれば成長も違っただろうにと後悔してやみませんでした。その後、園長先生が大学の講義でABAの存在を知り、早速私達にこちらの施設の紹介をしてくださいました。
面談の時、「もう手遅れですか?」と聞くと、「とんでもない!これからですよ」「教えれば必ずできるようになります」の一言にどれだけ救われたか、今でも思い出します。最初の頃は、席に座っていることもなかなかできず、大変だったと思いますが、先生方がうまくリードし、飽きさせない時間にしてくれて2時間できるようになりました。 先生方のスキルの高さで、今では9歳になった息子にお友達もできました。コミュニケートもできるようになり、本当に感謝しています。普通のことができることが、どんなに大切かを息子を通じて教えられたような気がします。それと同時に、親である私達も「受け入れる」こころが本当に大切なこともわかりました。ABAで子どもと親で学んでいて、本当によかったと思います。